USB-microマイクロBコードが差し込みにくい!
久しぶりに、あのタブレットを引っ張り出した。
昔使っていた、今では完全に役目を終えたはずの古い端末だ。
ふと「この中に残っている写真を見てみたい」と思った。ただそれだけの理由だった。
電源ボタンを押しても、当然のように反応はない。
完全に放電している。
嫌な予感の正体
充電端子を覗き込んだ瞬間、嫌な予感は確信に変わった。
USB-A to microB。
ああ、これか。
私はこの端子が嫌いだ。
はっきり言って、理由は単純でどうしようもない。
小さくて、向きが分かりづらくて、差し込みにくい。
若い頃はそこまで気にならなかったはずなのに、
今は端子の向きを一瞬で判断できない。
目が悪くなったのか、集中力が落ちたのか、それとも単に老いなのか。
机の引き出しという遺跡
仕方なく机の引き出しを開ける。
中から出てくるのは、時代遅れになったケーブルたち。
USB-A to microB、mini-USB、用途不明の謎コード。
「どれかは使えるだろう」と思いながら、
絡まったケーブルを一本ずつほどいていく。
この作業自体が、すでに少し面倒だ。
カチッと入らない苛立ち
やっと見つけたmicroBケーブル。
タブレットに近づけ、慎重に差し込もうとする。
……入らない。
向きを変える。
それでも入らない。
もう一度向きを確認して、少し角度を変えてみる。
それでも、カチッと一発で決まらない。
この「何回か試さないと入らない感じ」が本当に嫌だ。
USB-Cなら、何も考えずに差せる。
Lightningもまだマシだった。
microBは、なぜあんなにも人をイラつかせるのか。
それでも充電は完了する
数分の格闘の末、ようやく充電ランプが点灯した。
勝利したわけでもないのに、なぜか少し疲れている。
しばらく待ち、タブレットは無事に起動した。
中には、懐かしい写真が残っていた。
当時の風景、どうでもいいメモ、今となっては意味のない記録。
正直に言えば、
「見られてよかった」と思うほどの感動はない。
ただの自己満足だ。
結論は変わらない
目的は果たせた。
写真も見た。
データも救出できた。
それでも、結論は最初から変わらない。
やっぱりUSB-microBのコードは嫌いだ。
便利だった時代も、役割があったことも理解している。
それでも今となっては、
「差し込みにくい」という一点だけで、十分に嫌う理由になる。
技術は進歩している。
人間は、少しずつ衰える。
だからこそ、余計なストレスは減らしてほしい。
次にこのタブレットを使う日は、もう来ないかもしれない。
それでも、引き出しの奥に眠るmicroBケーブルを見るたびに、
今日のこの小さな苛立ちを思い出すのだと思う。


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