熊出現と間違えられる50代!?
年齢を重ねると、
どうしても消えないものがある。
シワ、白髪、体力の低下。
そして、目の周りのクマだ。
これは本当にひどい。
寝ても消えない。
休んでも薄くならない。
もはや「一時的な疲れ」では説明がつかない。
市販のクマ消しは信用ならない
ドラッグストアに行けば、
クマ消しクリームは山ほど並んでいる。
-
塗るだけ
-
若返る
-
印象アップ
そんな言葉が踊っている。
だが、正直に言うと、
まったく効かない。
塗った直後だけ、
ほんの一瞬だけマシになった気がする。
だが鏡を見直せば、
そこにはいつもの自分がいる。
世の中は熊ブームらしいが
最近、ニュースを見れば、
「熊が出た」「熊が街に降りてきた」
そんな話題ばかりだ。
確かに怖い。
遭遇したら命に関わる。
だが、ふと思う。
自分の顔のクマの方が、よっぽど恐ろしいのではないか。
鏡の中の黒い影は、
日に日に存在感を増している。
勝手な妄想が膨らむ
この黒いクマが、
いつか顔全体を覆い尽くすのではないか。
道を歩いていると、
すれ違う人がチラッとこちらを見る。
その視線に、
意味を感じてしまう。
「クマ…」
「今の、クマって言った?」
完全に被害妄想だ。
分かっている。
だが、一度気になりだすと止まらない。
見出しが頭をよぎる
さらに、どうでもいい想像が浮かぶ。
クマ出没!
50代男性・中肉中背
危険:目の周りが真っ黒
襲う可能性あり
自分で想像しておいて、
勝手に落ち込む。
ここまで来ると、
もう顔のクマというより、
心のクマなのかもしれない。
抗う気力はまだある
それでも、何もしないわけにはいかない。
今日もクマ消しクリームを手に取る。
目の下に、
丁寧に、丁寧に塗る。
効かないと分かっていても、
やめる理由もない。
「今日は少しマシかもしれない」
その淡い期待だけで、
続けている。
結局、受け入れるしかない
若い頃の顔には戻れない。
これは事実だ。
クマも、シワも、
今まで生きてきた証拠だと思うことにする。
そう思えた日もあるし、
やっぱり無理だと思う日もある。
その繰り返しだ。
まとめ
熊出現と間違えられる50代。
もちろん、誰にも言われていない。
全部、自分の頭の中の話だ。
それでも、
鏡の前でため息をつきながら、
今日もクマ消しクリームを塗る。
そして、
何も解決しないまま、
そのまま爆睡するのである。


コメント